厚生労働省健康局の2022年度予算概算要求は、前年度比6%増の4686億円を計上した。新型コロナウイルス感染症のワクチン接種体制構築に3億6000万円を充てると同時に、今後の感染状況を踏まえて別途事項要求を行う方針。新型インフルエンザ等の感染症対策の推進には381億円と大幅な増額を要求した。
感染症・予防接種対策には46%増の301億円を要求した。新型コロナウイルスワクチンでは自治体での接種会場の運営や国で注射針の配送、自治体や国で接種体制の確保を行い、国民への接種を実施する。
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