厚生労働省は3日、2020年度「医薬品販売制度実態把握調査」(覆面調査)の結果を公表した。インターネット販売で、コデインなど濫用の懸念がある医薬品を適切に販売したのは約73%と前年度から27ポイント上昇した。店舗販売でも同様の変化が見られ、全体的に改善または横ばいの傾向が見られた。
調査は、薬局・薬店が店舗やインターネットで要指導医薬品や一般用医薬品が適正に販売されているかどうかを把握するため、調査員が消費者を装って実施。今回は、5025店舗(薬局1861件、店舗販売業3164件)、インターネット販売サイト500件を対象に行った。
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