武田薬品は、JCRファーマのハンター症候群治療薬の遺伝子組み換え蛋白質「JR-141」について、日本と一部アジア太平洋諸国を除く米国外の地域における独占的な共同開発と事業化に向けたライセンス契約を締結したと発表した。同剤のグローバル第III相試験後、米国での事業化に関する独占的オプション権も獲得した。
今回の契約により、武田は米国以外のカナダ、欧州、日本と一部アジア太平洋諸国を除くその他の地域における同剤の事業化を独占的に行う。一方、JCRは米国外のライセンスの契約一時金を受け取るほか、開発と事業化の進捗に応じたマイルストーンフィー、製品化後の売上に応じて段階的に料率が設定されるロイヤルティを受け取る予定。
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