米メルクは1日、新型コロナウイルス感染症治療薬として開発中の抗ウイルス薬「モルヌピラビル」の第III相試験の中間解析で、軽度から中等度の患者の入院・死亡リスクを約50%減少させたと発表した。この結果を受け、同社は米国食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可の申請を行う予定だ。新型コロナウイルス感染症治療薬として、初の経口薬となる可能性がある。
同試験は、新型コロナウイルス感染症の確定診断を受け、軽度から中等度の入院していない成人外来患者1550人を対象に実施された無作為化プラセボ対照二重盲検多施設共同試験。
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