薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は4日、中外製薬の新型コロナウイルス感染症治療薬「ロナプリーブ点滴静注セット300、同1332」について、新型コロナウイルス感染症の発症抑制に関する一部変更承認を特例承認するか審議する。承認が了承されれば、国内初の新型コロナウイルス感染症予防薬となる。
ロナプリーブは、7月に厚生労働省から重症化リスクのある酸素を必要としない軽症・中等症I患者を対象に特例承認を取得した抗体カクテル療法薬。中外が10月に新型コロナウイルス感染症の予防と無症状感染者の治療を対象に適応追加の国内承認申請していた。
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