大阪府の八尾市薬剤師会(中野道雄会長)は、1日から地域フォーミュラリの運用をスタートさせた。フォーミュラリは、市の基幹3病院、三師会関係者等で構成する「八尾市地域フォーミュラリ委員会」で策定。第1弾として、▽PPI経口剤・P-CAB▽抗インフルエンザ薬――の2薬効群で導入した。今後、半年から1年の期間の状況を踏まえ、同市の地域フォーミュラリの動向を検証していく考えだ。
標準的な薬物療法推進へ
八尾市薬は、10月に市薬会員向けに説明会を実施すると共に、市内の開業医に対してフォーミュラリの趣旨や診療ガイドラインに基づき評価し、決定した第1推奨薬、第2推奨薬のほか、PPI経口剤・P-CABではジェネリック推奨メーカー等のリストも参考資料として提供。
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