厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会は15日、HPVワクチンの積極的勧奨差し控えにより接種機会を逃した人への「キャッチアップ接種」のあり方を議論した。差し控え中に接種機会を逃した人全員を対象にするよう求める意見が相次いだほか、年齢と有効性の関係についての情報を接種の判断材料として提供すべきとの声も上がった。委員からの意見を踏まえ、厚生労働省はキャッチアップの具体案を作成する方針。
12日の厚生科学審議会と薬事・食品衛生審議会の合同会議では、積極的勧奨の再開を決定した。ただ、差し控えが続いた約8年間に接種機会を逃した人のキャッチアップのあり方については、予防接種の対象者などを審議する同分科会で検討することとしていた。
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