京都薬科大学の次期学長に副学長の赤路健一氏が就任する。11月26日に開いた理事会で決定した。任期は2022年4月から4年間。現学長の後藤直正氏は任期満了に伴い退任する。
今回から新たに、8人の選考委員や議長による討議で新学長候補者を選ぶ学長選考会議による選出方法を導入。複数の候補者の中から学内の教員や職員の投票によって学長を選出する従来の方法を改めた。
赤路氏は1980年10月に京都大学薬学部大学院博士課程を中退し、同年11月に京大薬学部助手に就任。86年11月に米国食品医薬品局研究所visiting associate、89年2月に京都薬大助教授、99年1月に大阪大学蛋白質研究所助教授を歴任。2004年4月に京都府立医科大学大学院医学研究科教授、11年4月に京都薬大教授(薬品化学分野)に就き、20年4月から京都薬大副学長を務めている。