後発品シェア79.0%に上昇
厚生労働省は3日、医療用医薬品の現行薬価と市場取引価格の開きを示す平均乖離率が、今年9月取引分で7.6%だったとの薬価調査結果の速報値を、中央社会保険医療協議会総会に報告した。新型コロナウイルスの影響で調査対象を縮小して行った昨年の調査結果より0.4ポイント低下。後発品数量シェアは約79.0%となり、昨年から0.7ポイント上昇したものの、今回調査でも80%には到達しなかった。
今回の調査は、今年9月取引分を対象に販売サイドから11月2日までに報告があった取引価格を集計。公正取引委員会による立入検査を受けた医薬品卸6社による国立病院機構への販売データについては除外している。
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