看護・臨床検査の学部設置
新潟科学技術学園は、2023年度に新潟薬科大学の薬学部薬学科入学定員数を180人から130人に削減すると共に、医療系の新学部を設置する組織改革案を発表した。近年、薬学部入学定員数が未充足の状態が続く中、適正化を図るのが狙い。系列校の新潟医療技術専門学校が持つ四つの専門学部のうち看護学科と臨床検査技師科を統合し、医療技術学部臨床検査学科と看護学部看護学科の二つの学部を設置する。大学薬学部の生き残りが苦しくなる中、単科薬科大学としての成長を諦め、医療・健康系大学として方向転換する方針だ。
11月24日に開催された理事会で「新潟薬科大学新学部設置等に関する計画」を決定。薬学部薬学科は23年度には現行の180人から130人に減らす。19年度入学者数が133人、20年度が108人、21年度が134人と定員数180人を下回る状態が続いており、入学定員の適正化に踏み切った。
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