田辺三菱製薬は7日、新型コロナウイルスを対象に開発中のVLPワクチンについて、第II/III相試験の第III相パートの中間解析で、良好な有効性と安全性を確認したと発表した。結果を受けて年内にカナダ、数カ月以内をメドに米国や英国などでも承認申請する計画。日本でも来春の承認申請を目指して臨床試験を進めている。
カナダ連結子会社のメディカゴが北南米5カ国と英国で2万4000人以上を対象に臨床試験を実施。同ワクチンとGSKのアジュバントを併せて21日間隔で2回にわたって筋肉内に投与した。
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