地域住民に月1回の頻度で薬局に来てもらい薬剤師が片脚立ちやスクワットの指導を行うと、ロコモティブシンドロームの抑制につながる可能性があることが、名古屋市立大学薬学部のグループが実施した臨床研究で明らかになった。何も指導しなかった対照群に比べて、薬局薬剤師が定期的に指導した介入群では様々な指標でロコモの進展を抑えられる傾向が認められた。
臨床研究は、愛知県と静岡県の11薬局を対照群4薬局と介入群7薬局に分け、参加する地域住民を募集。その中から、年齢65歳以上85歳未満、ロコモ度1の基準を満たす人を選別し、同意を得て研究に参加してもらった。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。