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進む日本株離れ

2021年12月24日 (金)

◆オミクロン株が世界的に流行しても、経済活動の活発化は止まらない。その動きが物資不足やインフレ進行に表れているが、イノベーションを牽引する企業が揃う米国株に資金が集中する流れも加速している。書店でも米国株への投資を勧める書籍が積まれるなど、一種のブームとなっている
◆他方、日本株離れが進んでいるとの声も耳にする。30年以上最高値を超せない日経平均株価に愛想が尽きた投資家心理も理解できるが、資金調達が困難となった企業の停滞が続いて画期的な製品が登場しない将来が懸念される
◆製薬業界を見ると、国内企業の開発力や競争力を投資家が評価しづらい側面もあるのではないか。革新的な医薬品が期待されながらも、近年は数千万円を超える超高薬価の医薬品が登場している。社会保障制度の持続可能性には不安の声があり、新薬開発が事業リスクと捉えられる向きもある
◆コロナの副産物で新薬開発の社会的意義は認知してもらえるようになった。2022年は企業の価値や成長性をどう投資家に認めてもらえるかが勝負となる。




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