
岡本正敏氏
東京医療用品卸商協同組合は、都内で通常総会を開催し、今期(第67期)の事業計画・予算等を承認した。
また、任期満了に伴う役員改選では、理事長に岡本正敏氏(森川産業)が再選された。
あいさつで岡本理事長は昨年を振り返って、「景気の回復を期待していた時期もあったが、残念ながらコロナ禍により願いはむなしく、さらに状況は悪化したと感じる」と指摘。
さらに、「昨今は原油高に伴うガソリン価格の高騰など、配送業者の運賃値上げが顕著になってきており、これらはわれわれ卸売業にとって、商品をお届けするという最大の業務に支障をきたすのではないかと懸念をしている」との考えを示した。
その上で、「こうした厳しいときだからこそ、われわれはメーカー各社との連携を密にし、医療品卸の特性である専門性と利便性を駆使して業界の、また企業の存続に向けて努力されるよう、組合員の皆様のご健闘を心からお願いする」と話した。
永年勤続社員表彰式では、森川産業、ピップ、白十字販売、中央物産、東和産商の合計42人が表彰された。