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【京都大学】5年一貫制博士課程設置‐薬学系大学院で日本初

2022年01月19日 (水)

ダブルメンター制導入

 京都大学は、来年度から大学院薬学研究科に日本の薬学系大学院では初となる5年一貫制博士課程を設置する。名称は「創発医薬科学専攻」で定員は14人。5年一貫で長期視点に基づく連続性のある教育を行えるほか、複数の指導者が教育するダブルメンター制を導入。複数の専門領域を融合できる研究者を育成し、前人未踏の薬学新領域の開拓を推進する考えだ。

 来年度の大学院薬学研究科の改組で、2007年度に開設した医薬創成情報科学専攻を発展的に解消し、5年一貫制の創発医薬科学専攻を新設する。6年制の薬学科卒業生が進学する4年制博士課程の薬学専攻、4年制の薬科学科や他学部卒業生が進学する薬科学専攻は、それぞれ定員を調整して存続する。


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