中央社会保険医療協議会は14日の総会で、エグザクトサイエンスが昨年8月に承認を取得したプログラム医療機器「オンコタイプDX乳癌再発スコアプログラム」の保険適用が遅れている問題で、「企業からの再発防止策等の改善策が示されない限り、経済課において今後の保険適用の手続きを留保する」ことを了承した。
同製品は、オンコタイプDX乳癌再発スコア検査で得られる遺伝子増幅曲線を専用ウェブサイトで医師が確認し解析を指示することにより、癌が遠隔再発するリスクと化学療法の効果を提示し、化学療法が必要かどうか判断を補助する機能を持つ。米ジェノミックヘルスが開発したリアルタイム逆転写ポリメラーゼ連鎖反応を用いる検査と日本向けに開発したソフトウェアを組み合わせた製品となっている。昨年8月に薬事承認を取得し、同11月の中医協総会で同12月1日に保険適用を受けることが了承されていた。
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