中央社会保険医療協議会は14日の総会で、2022年度診療報酬改定に関する骨子を取りまとめた。かかりつけ薬剤師・薬局の機能の評価を推進し、薬局・薬剤師業務の対物中心から対人中心への転換を推進することを明記した。医師・病棟薬剤師と薬局薬剤師の協働の取り組みによる医薬品の適正使用等を推進することも盛り込んだ。
骨子では、患者に対する薬物療法の有効性・安全性を確保するため、服薬状況等の一元的・継続的な把握とそれに基づく薬学的管理・指導が行われるよう、かかりつけ薬剤師・薬局の機能の評価を推進するとした。その際、薬剤調製などの対物中心の業務を適切かつ効率的に実施することを前提に、薬学的管理などの対人中心の業務への転換を推進するための所要の重点化と適正化を行うことにも言及した。
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