薬ゼミが自己採点
19、20日に実施された第107回薬剤師国家試験で、薬剤師国家試験予備校大手「医学アカデミー薬学ゼミナール」(薬ゼミ)が全受験者を対象に自己採点を実施した結果、25日現在で平均総合正答率は68.2%となり、前回と同じ難易度となった。合格基準は必須問題での足切りや禁忌肢を考慮し、平均点と標準偏差を用いた相対基準が用いられており、薬ゼミは「第106回とほぼ同程度の合格ラインになる」と分析。ただ、卒業延期生の受験がどのように影響するかが不明確としている。
25日時点での「薬ゼミ自己採点システム」に入力した受験者1万2116人の集計を行ったところ、平均総合正答率は68.2%と第106回と同じ難易度の国試となった。第105回の平均総合正答率67.7%と比べると、やや易しかった。
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