厚生労働省は4日の健康・医療・介護情報利活用検討会に、来年1月に運用を開始する電子処方箋の仕組みについて、重複投薬や併用禁忌のチェックなど現時点における課題の整理状況を報告した。
重複投薬のチェックについては、同一成分同一経路である医薬品との重複がないかを確認するルールとする方針。疑義照会等により内容が変更になる可能性を踏まえ、任意のタイミングで複数回チェックが行える仕組みとした。薬剤師の業務負担を軽減するため、重複投薬等のチェックにかかる時間を可能な限り短縮し、表示画面の具体的なイメージについてはベンダーと調整する。併用禁忌は添付文書の相互作用欄で「併用禁忌」と定義されているもののみ、一律にチェックする方針とし、「併用注意」は除外とした。
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