厚生科学審議会予防接種基本方針部会のワクチン評価に関する小委員会は4日、MSDの9価HPVワクチン「シルガード9」を定期接種化する方針で一致した。ファクトシートをもとに、カバーする遺伝子型が他の種類より広いこと、費用対効果が比較的高いなどの理由で定期接種に用いることが適当と判断した。今後、男性への接種、3回から2回接種への変更などの課題について議論する予定。
この日の会合では、昨年4月の小委員会で多屋馨子委員(国立感染症研究所感染症疫学センター予防接種総括研究官)が公表したファクトシートをもとに、シルガード9を定期接種に位置づけることが適当かどうかを議論した。
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