富士製薬は、強化を図るバイオシミラー(BS)事業の展開領域と関連する医薬品が含まれる日本製薬から譲り受けた4製品の情報提供を、1日から始めた。現在六つのBSの導入が合意され、2024年9月期以降の次期中期経営計画で、今回譲受した製品との相乗効果を見込む。今回の情報提供開始はBS事業の確立への具体的な動きと言える。
情報提供を開始した4製品は、大腸内視鏡検査で用いる経口腸管洗浄剤「サルプレップ配合内用液」、上部消化管内視鏡検査の際の胃蠕動運動の抑制に用いる「ミンクリア内用散布液0.8%」、葉酸欠乏などに用いる「フォリアミン注射液、同錠剤、同散剤100mg/g」、消毒剤「オスバン消毒液0.025%、同0.05%、同0.1%、同10%、オスバンラビング」
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