オーガナイザー
内野智信(静岡県大薬)
坂田修(コーセー)
橋崎要(日大薬)
近年、外用剤は医薬品、医薬部外品に限らず化粧品領域にまで幅広く利用されている。皮膚適用後の外用剤に含まれる薬物は、角層から皮膚中に浸透し、局所で薬効を発揮するケースや、全身の血流に移行し全身性作用を発揮するケースなど様々であるが、いずれのケースでも皮膚内の薬物濃度を適切に評価・予測することが重要である。また、その評価方法を用いて評価された製剤が臨床現場でどのように使用され、その過程で薬剤師がどのような役割を果たしているのか、こうした一連の流れについて議論される機会が少ない。
そこで本シンポジウムでは、各シンポジストの先生方から前記の内容について講演をしていただき、聴衆を交えた総合討論を行いたい。
本シンポジウムが経皮投与製剤に関する知識のUp to dateとなれば幸いである。
(内野智信)