医薬品医療機器等法の改正案に関する具体的な議論が6日の衆議院厚生労働委員会でスタートした。野党からは、国産の新薬だけにメリットがある緊急時薬事承認の制度設計に対する疑問の声が相次ぎ、米国の緊急使用許可(EUA)と同様の枠を別途設けて既存薬を柔軟に認めることを求める意見などが上がった。
緊急時薬事承認制度をめぐっては、米国においては類似の制度として、未承認薬等について通常よりも有効性・安全性に対する裁量幅を広げて運用するEUAを設けている。
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