国際製薬団体連合会加盟のアジアの13製薬団体などをメンバーとする「アジア製薬団体連携会議」(APAC)の第11回会合が5日、オンラインで開催された。その中で、新型コロナウイルス感染症パンデミックでの医療や医薬品供給の体制について「各国政府の有事に対する柔軟な対応の重要性」が確認された。
パンデミック対応の議論は、「全ての人が適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを支払い可能な費用で受けられる」ようにする「ユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)」の確立・支援の一環として行われた。UHCの確立・支援は2016年のG7伊勢志摩サミットでコミットされて以降、SDGsとも関連づけられながら重要課題となっている。
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