厚生科学審議会の「季節性インフルエンザワクチンの製造株について検討する小委員会」は7日、2022~23年の流行シーズンに向けたワクチンの製造株4種類を決めた。このうち、A/H3N2亜型とB型(ビクトリア系統)に対する製造株は、生産性などを考慮し、前シーズンから変更した。
小委員会では、流行シーズンに向け、有効性、製造効率、供給可能量を考慮した上で、インフルエンザのタイプに応じたワクチン製造株を選定している。この日の会合では、国立感染症研究所が昨シーズンに流行したタイプなどを踏まえ、四つの株を製造候補として提示した。
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