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強まる低価格志向

2009年03月25日 (水)

◆価格競争や出店競争が激化し、今後は企業の統合や再編のスピードが、より一層加速するものと予想されるドラッグストア業界。ある大手企業の幹部は「売上はチラシや販促により数字を上げられるが、利益が取りにくくなっている」と、最近の現状を語る
◆景気の低迷が続く中で、明らかに消費者の価格志向が強くなっている。大手量販店ではPB商品を含め“生活応援”と題して、あえて低価格志向を打ち出すところも。ドラッグストアも一部の取り扱い商品が重複するため、消費者の厳しい目に対応せざるを得ない
◆毎月、特定の日を「感謝デー」とか「ポイント◯倍デー」などと、お得な割引率の日を設定するドラッグストアも多い
◆特に昨年秋以降は、こうした日に集中して買い物をする傾向が顕著になったという。レジに行列ができることも珍しくないようで、店としては賑わって嬉しい反面、利益幅が低くなる
◆他業態の医薬品販売への参入が今後の課題ではあるが、当面は生活防衛の姿勢が強くなってきた消費者への対応にも注力を迫られそうだ。



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