鈴木俊一財務相は16日、薬剤費を含めた医療費適正化などを明記した財政制度等審議会の建議の方向性を、政府の経済財政諮問会議で公表した。リフィル処方箋の積極的活用、大学設置基準の見直しや補助金配分のメリハリづけなども盛り込み、「経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)2022」にも反映するよう求めた。
建議の方向性では、社会保障の健全化に向けて取り組むべき事項を記載。具体的には、リフィル処方箋を積極的に活用すること、薬剤費を含めた医療費の適正化、ワクチン接種費用などに対する財政支援のあり方を見直すことなどが必要とした。
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