第一三共は26日、開発中の新型コロナウイルス感染症に対するmRNAワクチン「DS-5670」について、被験者を4500人に増やして治験を始めたと発表した。追加接種のための治験で、年内の承認、実用化を目指す。
同社が1月から行っている第I/II/III相試験では、約500人を対象に行い、接種4週間後の中和活性が、既承認mRNAワクチンと同程度以上の有効性を示すデータが得られた。接種後7日間の安全性を評価した結果、注射部位や全身性の副反応で重篤な事例は認められなかったという。
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