文部科学省の「薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会」が5月30日に開かれ、学習目標達成に向けて必要な知識・技能を例示した「学習事項」について、必要最低限なものにとどめて大学の自主性を尊重した内容とすることに肯定的な意見が相次いだ。項目ごとに詳細さが異ならないよう基準の統一を求める声も上がった。
3月の前回会合では、文科省の調査研究班が改訂コアカリの素案を公表。▽衛生薬学・公衆衛生薬学▽臨床薬学▽薬剤師として求められる基本的な資質・能力――など7項目で構成し、項目ごとに学習目標や学習事項を示している。
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