鶴原製薬、トーアエイヨー、日東メディック、ロートニッテン、わかもと製薬は6日、フラビンアデニンジヌクレオシド(FAD)を原薬とする全ての医療用眼科用剤・錠剤・注射剤・シロップ剤の販売を、今月以降順次中止することを明らかにした。各社はホームページの医療関係者向けサイトに掲載した。ビタミンB2の欠乏による疾患などに用い、経口剤、注射剤では口内炎など皮膚疾患、点眼剤では角膜炎などに使用される。薬局関係者間では、特に皮膚科領域で影響が大きいとの見方がある。
販売中止予定品目は計13製品21品目。販売中止予定時期は今月頃に錠剤(鶴原製薬、トーアエイヨー、わかもと製薬の各1製品、計6品目)、9月頃に点眼剤(トーアエイヨー、日東メディック、ロートニッテンの各1製品、計3品目)、12月頃に点眼剤(わかもと製薬の1製品1品目)、2023年1月頃に眼軟膏剤(トーアエイヨーの1製品1品目)、23年3月頃に注射剤(鶴原製薬、トーアエイヨー、わかもと製薬の各1製品、計8品目)、23年9月頃にシロップ剤(鶴原製薬、トーアエイヨーの各1製品、計2品目)となっている。
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