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現代人の蛋白質不足が深刻化

2022年06月22日 (水)

◆現代人の蛋白質摂取量は1950年代と同水準まで落ち込んでいるという。これまでも20代女性の痩せすぎが話題になり、その栄養状態は終戦直後より悪いことが指摘されてはいたが、なぜ飽食の時代にという感が否めない
◆この社会問題に取り組むため、明治など大手食品メーカーがコンソーシアム「めざせ1日80gたんぱく摂ろう会」を立ち上げた。日本栄養士会とも連携し、蛋白質摂取の啓発を通じ全年代の人が心身共に健康で安心して暮らせる社会の実現を目指すという
◆プロジェクトの一つが食育で、朝食を欠食することも多い小学校の中・高学年を対象に蛋白質の大切さを学び、実際に食べることで理解を深められる「体験学習型の教科書」を作成した。このツールを用いて様々なイベントも行っていくという
◆高齢者にとっても「低栄養」は重要な問題だ。少食や活動量低下などで筋肉量が減り、心身の機能が低下するフレイルを招き、やがて要介護状態へと進む可能性もある。様々な現代の栄養課題を今一度、食事のたびに考えてみてはどうか。



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