◆近頃、ターミナル駅や有名観光地で一見して観光客と分かる訪日外国人が増えてきたと感じる。政府観光局が15日に発表した5月の訪日外客数推計値は14万7000人で、4月に続いて10万人を超えている
◆それでもコロナ前の2019年5月の実績値277万3091人の5.3%に過ぎない。政府は10日から添乗員付き団体ツアー限定の条件付きで観光客の受け入れを再開した。感染拡大防止を優先しての措置だが、これによって順調に訪日観光客が増えていけば、航空やホテルはもとより、飲食、販売等の業界はインバウンド増による恩恵を受ける
◆特にアジアで人気があるとされる日本製OTC医薬品の売上増も見込まれる。21日には東京2020組織委員会がオリンピック・パラリンピックの最終開催経費が1兆4238億円になったと報告した。訪日客4000万人を見込んだが、無観客開催で目論見は外れた
◆今回の措置が観光や小売関連業界を活発化させ、低迷を続ける日本経済の回復のトリガーとなることを期待したい。
訪日観光客の受け入れ再開
2022年06月24日 (金)
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