サワイグループホールディングスの澤井光郎会長グループCEOは13日、都内で開かれたインターフェックスジャパンで講演し、急激に進む円安による原材料費の高騰の中で毎年薬価改定が行われることにより「赤字品目が増え、製造中止品目が急激増しかねない」との認識を示し、ジェネリック医薬品(GE薬)産業の存続に強い危機感を示した。「毎年薬価改定が続くことは、これからの経営を考える上で極めて重要なポイント」と指摘し、中間年改定のあり方を見直す必要性を示唆した。
澤井氏は、GE薬産業について「コンプライアンスの徹底、品質確保、安定供給などは一丁目一番地。ここをなくして勝ち残りはない」とした。
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