厚生労働省医薬・生活衛生局総務課の太田美紀薬事企画官は、本紙のインタビューに応じ、今月に公表した「薬剤師が地域で活躍するためのアクションプラン」の策定について、「現場の薬剤師が自ら変わっていく姿勢を打ち出したかった」と語り、対人業務の充実や地域での活躍につなげる出発点にしたい考えを示した。調剤の一部外部委託解禁については「対物業務の効率化を図り、対人業務に注力できるようにすることが大きな目的」とし、「安全性の担保が大前提になるが、地域で薬局・薬剤師が質の高いサービスを提供していくために、取り得る選択肢を増やしていく考え方も必要」と方法論の一つに位置づける。
厚労省は、2月から6月まで7回にわたり「薬局薬剤師の業務および薬局の機能に関するワーキンググループ」を開き、薬剤師が地域で活躍するためのアクションプランをまとめた。
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