◆コロナの第7波が猛威を振るう中、あまり話題に上らなくなっていた厚生労働省の接触確認アプリ(COCOA)に注目が集まっている。特に民間の技術者が開発し、約2週間で新規陽性登録者が付近にいた可能性の記録が表示される「ログチェッカー」の利用が増えているという
◆当初は評判が芳しくなかったCOCOAだが、確かに第7波に突入して「陽性者登録者との接触確認」の通知が来る機会が増えた気がする。ログを調べると、接触件数の多い日は何となく思い当たる節も多く、納得感があった
◆これだけ感染しやすくなった状況で、ログ解析を通じてコロナの脅威を身近に感じるようになった人も少なくない。ターミナル駅や繁華街などに行った日に件数が多いと「気をつけよう」と思うものだ
◆アプリとログ解析の活用は地味だが、行動変容という意味では感染防止につながる大きな手段となると思う。ただ、残念ながら周囲に登録している人は少ない。危機的な状況の今こそ、もっとその有用性をアピールしてもいい。
「COCOA」利用者が増加
2022年08月24日 (水)
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