東京都薬剤師会の永田泰造会長は2日の定例会見で、アルフレッサとメドピアの子会社が共同で提供する薬局向け処方箋画像事前送信サービス「やくばと」について、関係法や規則等に抵触する懸念を示した。同サービスを「処方箋の囲い込みであり、分捕り合戦を作るような流れは非常に腹立たしい」と批判し、事業内容を精査して慎重に対応するよう会員に求めた。
同サービスは、薬局における待ち時間削減やかかりつけ化推進を目的に、メドピアの子会社「やくばと」とアルフレッサが共同で提供しているもの。
患者がスマートフォンで処方箋の画像を薬局に送信し、薬剤の準備が整い次第、薬局がショートメッセージ（SMS）で患者に通知する仕組みとしている。
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