全国20代の男女を対象に、抗菌薬処方時に医師や薬剤師から抗菌薬を飲みきることの説明を受けた経験を聞いたところ、かかりつけ医を持つ人の約8割以上が「説明を受けたことがある」と回答したことが、国立国際医療研究センターAMR臨床リファレンスセンターの調査で明らかになった。かかりつけ医がいない人で説明を受けたと回答したのは6割と差が見られ、同センターは「かかりつけ医がいる人ほど、抗菌薬の正しい飲み方や薬剤耐性(AMR)に関する知識を得やすくなる」と分析している。
調査は、かかりつけ医と薬の処方、薬剤耐性に関する実態を把握する目的で、5年以内に病院・診療所・クリニックで診察を受けた全国20歳以上の男女601人を対象に、インターネット上で聞き取りを行ったもの。
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