エーザイと米バイオジェンは9月28日、抗アミロイドβ(Aβ)プロトフィブリル抗体のレカネマブ(BAN2410)について、アルツハイマー病(AD)による軽度認知障害、早期ADを対象にした大規模グローバル第III相試験「ClarityAD」で臨床症状の悪化を有意に抑制し、主要評価項目を達成したと発表した。エーザイは2022年度中の日米欧のフル承認申請を行う方針。23年中の承認を目指す。
第III相試験は、プラセボ対照、二重盲検、並行群間比較、無作為化試験で、被験者をレカネマブ群とプラセボ投与群1対1で割り付けて実施された。被験者はグローバルで1795人。ベースラインから投与18カ月時点の認知症重症化評価スケール「CDR-SB」を主要評価項目に有効性を検証した。
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