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分包機の変遷

2006年08月18日 (金)

◆今や、調剤業務で欠くことのできない分包機だが、その開発は薬剤師が手作業で、薬包紙を一つずつ折っていたものを、利便性を求めて機械化を目指したことに端を発する。1960年代に開発された一号機は、薬さじで1包ずつ散剤を入れた袋に、封をするだけの単純なものだった
◆72年には回数分の散剤を仕切られたマスに投入すれば分包できるマス切り方式が登場、これには通過経路に付着する散剤を吸引する掃除機が装備された。77年には掃除機が内蔵され、85年には包数分の散剤をまとめて入れると、1包ずつに分ける全自動分割分包機がデビューした
◆その後、分包紙に患者名や薬品名、用法用量等が印字できるようになり、最近ではパソコンを使い、絵文字などで用法用量を印字する機種も出てきた。分包紙への印字は、家族内での取り違え防止や服用量厳守などに寄与している
◆分包機は85年を境に、利便性追求から患者志向中心へと、開発の目線が移っていった。医薬品や医療機器の開発も、そうした方向に進んでいる。研究者の汗と涙の結晶をより良い医療に結びつけるには、医療従事者の研鑽が不可欠なのは言うまでもない。




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