脳卒中の原因となる心房細動を早期発見するため、心電計付き血圧計を用いて薬局での心電図測定を実施した結果、心房細動の可能性ありと判定された人が受検者の2.1%で検出されたことが、秋田県薬剤師会の調査研究で明らかになった。これらの人では全て動悸や運動時の息切れなど自覚症状があった。薬剤師の説明後、受検者に心房細動とその合併症への理解度が深まったことも判明し、脳卒中予防に薬局が貢献できる可能性が示された。
調査研究は、6月1~30日にかけて、30歳以上の来局者を対象に、来局のあった10薬局で脳卒中および心房細動に関わる啓発活動とアンケートを実施。必要に応じて受診勧奨とトレーシングレポートの対応を行った。
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