厚生労働省は、薬剤師の専門性向上や医療機関との連携強化を目的とした地域研修を、来年3月31日まで実施する。薬局・医療機関間の服薬状況等の情報共有・連携、小児患者の入退院時や在宅医療における地域医療機関との薬学管理情報の共有など3テーマを各5地域で実施。成果は自治体ホームページや地域薬剤師会の研修会等で情報発信し、各都道府県での研修に横展開を図りたい考え。
研修では、小児の在宅医療に薬剤師による積極的な関与が求められる中、薬物療法を受けている小児患者に特殊な調剤や薬学的管理を実施し、入退院時と在宅医療等において地域の医療機関と薬学管理情報の共有を効果的に行うための取り組みを実施する。
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