日本製薬団体連合会の「日薬連フォーラム」では、国際的に立ち遅れている医療DXがテーマに取り上げられ、演者からは、DXを効果的に推進するためにはかかりつけ医と患者との健康・診療情報の共有をベースに展開していく必要性が指摘された。
フォーラムは7日にハイブリッドで行われ、「DXがもたらす医療の将来像」をテーマに識者が意見を交わした。早稲田大学理工学術院の宮田俊男教授は、リアル診療とオンライン診療が対立的な関係に置かれていることを問題視した。医療機関の収益としてはリアル診療より劣るため、積極的な推進が阻害されているとの見方を示した。
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