明治薬科大学の創立120周年記念式典が22日、清瀬市の同大多目的大講義室で開かれた。新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、オンライン配信等を取り入れた縮小型の開催となったが、式典では120年の歩みを振り返ると共に、変革が求められるこれからの薬学教育の先駆的役割を担っていけるよう、さらなる発展を誓った。
同大の初代校長である恩田重信氏は、1902年に「東京薬学専門学校」を設立し、06年には日本で初めての女子薬学校である「東京女子薬学校」を併設。46年に新制大学として明治薬科大学が発足した。98年には、世田谷区と田無市にあった校舎を現在の清瀬キャンパスに統合し、これまでに約3万9000人の卒業生を社会に送り出してきた。
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