参天製薬の伊藤毅社長は8日、ウェブ上で開いた中間決算説明会で、2021年に策定した中期経営計画を見直し、23年3月末までに新たな中計を策定すると発表した。米子会社アイバンスの売上収益が計画通りに伸びない見込みで、23年3月期中間決算で300億円の減損損失を計上。米国での事業展開や成長の柱を再設定すると共に、大型投資案件の見直しやコスト最適化を進める計画だ。
23年3月期中間決算では、アイバンスの売上高について、買収時に想定した計画の実現が困難と判断。のれん代の全額74億円、開発製造販売権223億円など計300億円の減損損失を計上した。
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