大学初年次から施設と連携
文部科学省の「薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会」が14日に開かれ、大学と医療現場が連携して教育を行う臨床薬学を基本方針に追加したコアカリの改訂案が示された。大学初年次から疾病の予防や個々の患者の状況に適した責任ある薬物療法が実践できる薬剤師の養成を目指すため、新たに追加項目を設けた。今冬予定の改訂コアカリ決定に向け、今月中に「薬学系人材養成のあり方に関する検討会」でも議論した上で、文科省がパブリックコメントを募る。
2024年度入学生から適用予定の改訂コアカリをめぐっては、既に素案が公表されていたが、この日の会合では具体的内容を検討している薬学教育協議会が委員の意見を踏まえた改訂案を示した。
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