
内藤氏
エーザイは、早期アルツハイマー病(AD)治療薬として開発中のレカネマブ(BAN2410)について、今年度内の日米欧3極承認とその後の保険適用を見据え、当局との協議を始めた。米国では「保険償還フルカバレッジの確保を目指す」(内藤晴夫CEO)方針。日米で保険適用になっていないアミロイドβなどの診断技術、その実施体制の確保にも取り組む。
7日の2023年3月期中間決算説明会で、内藤氏は「米国メディケア・メディケイドサービスセンター(CMS)とも協議をスタートした」と明らかにした。投与に必須となる診断技術について「大変重要なファクターになってくる。現在当局との話し合いも進めている」と説明した。
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