TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

東北大・中里教授「てんかん、正しい理解を」‐社会参加促す環境必要

2015年07月30日 (木)
中里氏

 東北大学大学院医学系研究科てんかん学分野教授の中里信和氏は、24日に都内で講演し、100人に1人が発症するといわれている「てんかん」について、「発作が理由で失職しているてんかん患者が、ちゃんと仕事をし始めたら日本の国民総生産(GNP)は1%向上する」と指摘。てんかん患者に対する差別や偏見が今もなお残っている中、周囲が疾患を正しく理解し、社会参加を促していく環境作りが重要との考えを示した。

 てんかんは、脳の電気的活動が短時間異常となることが原因で、「てんかん発作」と呼ばれる神経細胞の過剰興奮を引き起こす疾患で、誰でも発症可能性がある。一般的に知られている全般発作から、あまり認知されていない部分発作、どちらにも分類されない発作など、症状が多種多様であることから、心因性発作やノイローゼなどの誤診も多い。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。


‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術