【新製品】MM治療薬「ファリーダックカプセル」‐初のHDAC阻害剤 ノバルティスファーマ

2015年9月4日 (金)

 ノバルティスファーマは、多発性骨髄腫(MM)治療薬のヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤「ファリーダックカプセル10mg、同15mg」(一般名:パノビノスタット乳酸塩)を新発売した。ボルテゾミブとデキサメタゾンとの併用療法下で投与を行う。

 同剤は、MMに対する初のHDAC阻害剤。MM細胞ではHDAC活性の異常な上昇が認められ、その活性化が癌を促進するプロセスにつながると報告されている。既存治療薬のボルテゾミブと併用することで、骨髄腫細胞の増殖阻害、腫瘍細胞死の誘導といった抗腫瘍効果が期待できる。

 再発・難治性のMMを対象に、ボルテゾミブとデキサメタゾン、ファリーダックの3剤併用療法を検討した国際共同第III相試験では、無増悪生存期間について、プラセボ併用群の8.1カ月に対し、ファリーダック併用群が12.0カ月と有意に延長させた。完全奏効、完全奏功に近い奏効の割合もファリーダック併用群が27.6%、プラセボ併用群が15.7%と約2倍の治療効果も示している。

 用法・用量は、ボルテゾミブとデキサメタゾンとの併用において、通常、成人にはパノビノスタットとして、1日1回20mgを週3回、2週間経口投与した後、9日間休薬する。この3週間を1サイクルとして、投与を繰り返す。




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