厚生労働省は1日、2022年度の調剤医療費(電算処理分)が前年度比1.7%増の7兆8332億円だったと発表した。薬効分類別では「化学療法剤」に関する薬剤料の伸びが20%を超え、新型コロナウイルス感染症治療薬の影響の大きさが見られた。昨年度末の後発品数量シェアは83.7%で、前年度から1.6ポイント増となった。
調剤医療費の内訳は、技術料が前年度比5.8%増の2兆1264億円、薬剤料が0.2%増の5兆6908億円となった。
技術料の内訳については、従来の調剤料が22年度診療報酬改定で「薬剤調製料」と「薬学管理料」に分けられたため、前年度からの伸び率は未公表。
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