武田薬品は、特約店に対する医薬品輸送をトラックから鉄道輸送にするモーダルシフトを導入する。CO2削減や物流の「2024年問題」への対応を図る。同社によると、今月中にも岩手県花巻市にあるメディセオ東北ALC、東北アルフレッサ花巻物流センター向けに実施する。
国内輸送では現在トラック輸送が主流で、武田は三菱倉庫に委託し、主にトラックを利用した輸送を行ってきた。鉄道輸送では振動、温度管理等の課題も多く、切り替えが進んでいなかったが、JR貨物を加えた3社で温度管理可能な鉄道コンテナを用い、各種セキュリティ対策等を施すことでGDPガイドラインに準拠した輸送が実現できると判断した。
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